懐かしギャルゲーレビュー

PS2中心にギャルゲーをプレイ。ネタバレしない程度に紹介。

はっぴ~ぶり~でぃんぐ 〜Cheerful Party〜(PS2):レビュー

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機種:PS2
発売:2003/2/27
発売元:プリンセスソフト
Purple software「はっぴ~ぶり~でぃんぐ」移植作品

 あらすじ

両親の海外出張もあり、実質一人暮らしの主人公・高志(苗字不明^^;)

ある日彼が帰宅すると、なぜか家に見知らぬ女の子の姿。
チョコと名乗った彼女は「自分は野良犬で、行く当てがないから居候させてほしい」と
とんでもないことを言い出します。
高志はなんとその頼みを聞きいれ、チョコを家に招き入れることに。

それからというもの、高志の前に次々「自称動物っ娘」が現れ、
なんだかんだで同居することになります。

雨の中でたたずんでいた「猫の皐槻」、ずぶ濡れで座り込んでいた「金魚の雪乃
道端でお腹を空かせていた「鶴のほのか」。

女の子たちとの共同生活。うまくやっていけるのでしょうか……?

感想(良かった点)

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えっと……なんなんですか?この優しくて暖かい世界は(笑)
動物っ娘とまったり過ごす日々。ぶっちゃけそれだけのゲームですが、
ここまでハマってしまうとは……自分でもビックリです。

写真左から順に、チョコ、皐槻、雪乃、ほのか。
彼女たちとの絆は、「恋人」というより「家族」という感じ
もちろん、ギャルゲーなので最後は結ばれるのですが、
一緒に食事をしたり、テレビのチャンネル争いをしたりといった、
なにげない高志家の日常シーンのほうがメインになっています。

「女の子に囲まれてハーレム」を強調しすぎておらず、
生活感あふれるヒロインのナチュラルな姿を見せてくれることに、好感がもてました。

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私が特に好きなのは猫の皐槻。
人間へのトラウマがあり、はじめは無口な彼女ですが、
ある朝突然、様子が変化します。
「やっと今になって、高志さんが怖い人じゃないって思えるようになりました」
そして今までのお詫びにと、料理をふるまってくれます。

やられました……萌えた……^^;

心を開いた後も、やはり恐怖は完全には消えておらず、
高志が近寄りすぎるとパニックになってしまうのですが、
それを克服しようとする姿もすごいステキです。

2番目に好きなのは、ほのかサンかなぁ……?
典型的なツンデレお姉さんっぷりがナイス。一緒に雪見酒を飲みたい。
でもチョコの食いしん坊+ノリノリな元気キャラもいいし、
雪乃は「あうあう」しか話せないけど、
一生懸命自分を伝えようとしていてカワイイし……
まぁ、なんだかんだで四人とも大好きです。

感想(気になった点)

ラストはややご都合主義的な展開ですね。
しかも、どのヒロインのルートも似たようなオチになってしまいます。
私は感動できましたが、客観的にみればマイナスな点になるでしょう。

ストーリーが短め+ヒロイン個別のイベント少なめなので、
ボリュームに欠けるのも気になります。

お気に入り度

お気に入り度「A」

プレイするうち心がはっぴ~になっている自分がいました。
ひたすら平和な作品なのでストーリー性などは皆無ですが、なごみたい方はぜひ^^